2018
05.14

何が違う?カーラッピングで使われるフィルムの特性とは

コラム

一口にフィルムと言っても種類は多岐にわたり、目的や貼り付け面によって適したものは異なります。そこで今回は、ラッピングカーに使用されるラッピングフィルムの特性や、車両ラッピングにおけるメリットなどについてご紹介いたします。

ラッピングカー専用フィルム

ラッピングカー専用フィルム

再剥離性〜自由に剥がせる! 〜

カーラッピングに使われるラッピングフィルムの最大の特徴は再剥離性にあります。ラッピングカーが普及した背景には、この性質を持ったフィルムの登場が大きく関わっています。

以前まで主流であった塗装などの方法は、一度施工してしまうとその後原状回復するのが困難でした。広告として運用したい気持ちはあるものの、施工のハードルが高かったと言えるでしょう。一方、ラッピングフィルムであれば簡単に、しかもきれいに剥がすことができるため、手軽に車両広告などが行えます。

ただし、種類や条件によっては剥離が難しくなる場合もあります。そのため、施工前には必ず使用期間を明確にしたうえで、ラッピングフィルムの選定などを専門の業者に相談されることをおすすめいたします。

伸縮性〜曲面にもフィット!〜

ラッピングフィルムには熱が加わると伸びるという特性があります。平面に対しての施工であればそこまで優位性はありませんが、車両のように曲面を持つ対象物への貼り付けには最適。さまざまな部分にしっかりとフィットする加工が可能となります。

ただし、施工技術が伴わない状態でラッピングフィルムを伸ばすと縮みや剥がれが起こる可能性もないとは言えません。そのため、フィルムの特性をよく理解した、経験豊富な職人に施工を依頼するのがおすすめです。

エアフリー〜きれいで早い!~

通常のフィルムは、施工中に貼り付け面とラッピングフィルムとの間に空気が入ってしまった場合、それを抜くのが難しくなります。そのため、美しく仕上げるためには職人の技術力が必要になります。

一方、エアフリーという機能のついたラッピングフィルムは、多少の気泡であれば簡単かつきれいに抜くことが可能。仕上がりも美しくなります。エアフリーの登場でラッピングフィルムの施工難易度が下がり、施工店の負担が減ったことで工賃の値下げにもつながりました。カーラッピング普及の一助になったとも言えるでしょう。

まとめ

一般的に、看板用フィルムに比べてカーラッピング用のフィルムは高価です。しかし、上記でご紹介したとおり、車両ラッピングを行ううえでは多くのメリットを持っています。それが、仕上がりのクオリティに影響を与えていることは言うまでもありません。ラッピングカー制作をする場合は、確かな品質のフィルムと高い技術力のある業者を選ぶがおすすめです。

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