2019
02.28

消費者行動の流れをラッピングカーで解説!今どきのAISASとは?

コラム

ラッピングカーの マーケティング 手法

マーケティングにはさまざまなフレームワークが存在しますが、なかでもAISASは消費者行動を考えるうえで基本となる考え方です。これはラッピングカーにも生かせる考え方なのですが、近年ではAISASだけでなく、時代に合わせてつくられたDual AISASの活用が求められています。

消費者行動の流れをラッピングカーで解説!今どきのAISASとは?

マーケティングで知っておきたい消費者行動

電通出身で、国内のマーケターに広く知られる秋山隆平氏。彼が提唱したAISASは、今なおマーケティングの基本フレームワークとして活用されています。このAISASは、以下の要素の頭文字からなる言葉です。

  1. Attention(注意)
  2. Interest(興味・感心)
  3. Search(検索)
  4. Action(行動)
  5. Share(共有)

上記についてラッピングカーを例にして考えてみましょう。

  1. 道行くラッピングカーを注目(Action)する
  2. ラッピングカーに描かれた商品広告に興味を持つ(Interest)
  3. より詳しい情報を得るためにスマホで検索(Search)をする
  4. その魅力医が十分に伝わると購入(Action)に至る
  5. その後、SNSなどを通じて商品を共有(share)する

広告展開の際には、上記を意識するのが基本であるとされています。しかし、このフレームワークが考案・発表されてからすでに10年以上の時が経っており、現在はさらに進んだDual AISASが求められています。

現代の消費者行動はDual AISAS

Dual AISASは、X軸とY軸にそれぞれAISASが並ぶ構造となっています。ただし、X軸のAISASは、Y軸のそれとは内容が異なっているのがポイントです。

  1. Attention(注意)
  2. Interest(興味・感心・共感)
  • Share(共有)
  1. Accept(受容・共鳴)
  2. Spread(拡散)

このように、Y軸のAISASが購入というActionに向かうのに対し、X軸のAISASは拡散(Spread)に向かうのが特徴です。ラッピングカーを例にして考えてみましょう。

  1. 道行くラッピングカーに注目(Action)する
  2. ラッピングカー自体に興味を持ったり、そこに書かれた広告に共感したりする(Interest)
  • 興味・教官をSNSで共有(share)する
  1. フォロワーがそれを受け取る(Accept)
  2. さらに情報が拡散(Spread)される

重要となるのはInterest

スマートフォンやSNSの発展により、現在はDual AISAの時代となりました。そのため、マーケターはY軸のことはもちろん、X軸のAISASを意識する必要があります。とくに、Y軸のInterestにない「共感」の部分を意識して設計をすることが肝心です。単に注目を惹くだけでなく、広告内容が見た人に共感されることが、XとYのAISASを機能させるのには重要と言えるでしょう。

まとめ

当社では、長年の実績のなかで積み重ねてきたノウハウを生かし、ラッピングカーに最適なマーケティング戦略を踏まえたアドバイスを差し上げております。単なる施工点ではなく、コンサルタントとしての機能を備えているのが特徴です。戦略的なラッピングカー展開を行いたいという方は、ぜひご相談ください。

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