2019
05.29

屋外・車両広告がもたらす消費者行動とは?

コラム

車両広告と消費行動について

屋外・車両広告は商品・サービスの宣伝に広く用いられています。では、これらの広告は消費者に対し、どのような影響を与えるのでしょうか? 今回は、屋外・車両広告がもたらす消費者行動について、株式会社オリコミサービスが運営するポータルサイト「屋外看板サーチ」上で行われた「2017年 屋外広告に関する意識動向調査アンケート」に基づき考察していきます。

広告を見た消費者の行動!第一位は「インターネットで調べる」

こちらの設問のなかには、「あなたは、屋外の広告物を目にしたあとに、下記のなかで実際にとった行動はありますか?」という設問があります。

ここで一位になったのは「インターネットで調べた」という意見。ポイントは27.2%で、全体のおよそ3割にものぼります。消費者の購買行動を表すAIDMASで例えるなら、Attention(注目)からInterest(興味・感心)、Search(検索)までの行動を、3割の人が実行しているとう結果と言えるでしょう。

このデータからも、いかに屋外・車両広告が消費者の行動変容に大きく寄与するかが読み取れます。

広告はコミュニケーションの材料もなる

同調査をもう少し詳しく見ていきましょう。

アンケート結果の第3位になったのは「家族や友人・知人と話題にした」で12.5%。そのほか、ブログやTwitter、Instagramへの投稿という意見も合計で8.1ポイントを獲得しています。これは、約2割の人が「屋外・車両広告をコミュニケーションの材料にしている」とも考えられるでしょう。

広告が話の種になるのは、出稿した企業にとって喜ばしいことです。実際に広告を見た人だけでなく、その話題に参加した人にも商品・サービスの情報が伝わる――こうしたバイラルを起こすことは、現代のマーケティングにおいて非常に有効であり、必要不可欠な領域にも達しています。

ブランディングの手段としても効果的

同調査では、「駅や電車内のポスターやサイネージ、道路沿いの看板、街中にある大型液晶モニターなどの屋外広告スペースに出ている広告を見たあと、そこに出ている商品やサービスについて印象の変化はありますか?」といった設問もありました。

ここでの回答としては、「興味が沸く」「面白い」といった興味喚起が上位を占めています。加えて、「親しみを感じる」「信頼感が増す」「かわいい」といった、企業や商品に対するポジティブな印象変化も合計で25.6ポイントを獲得しました。

これらのイメージは、企業がブランディングを行う上でもっとも重要な要素とも言えるでしょう。たとえ興味喚起につながらなかったとしても、結果として企業や商品のイメージ向上に役立つのであれば、広告として大きな意義があります。

まとめ

調査結果からも分かるとおり、屋外・車両広告は消費者行動に結びつく有効な手段です。ただし、他社との差別化やターゲティングなど、しっかりとした戦略を練らなければ、何の印象にも残らない広告になる可能性も十分にありえます。もしも車両広告によって高い宣伝効果を狙いたいということであれば、ぜひ当社までご相談ください。施工だけではなく、コンサルティングを含めたワンストップのサービスをご提供します。


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