2019
06.05

屋外広告は多種多様!種類ごとの特徴についてご紹介

コラム

屋外広告の種類と特徴

屋外広告といってもその種類は実にさまざま。特徴もそれぞれ異なります。そこで今回は、代表的な11種類+αの屋外広告についての概要やポイントを簡単にまとめました。

屋上広告

※執筆中に見出し構成を若干変更いたしました。内容については変わりありません。※

建物の屋上にある広告塔や広告板のこと。面積が大きく高さもあるので、遠くからでも視認しやすいのが特徴です。通行人の多い駅や交差点の近くのビル屋上によく設置されています。

壁面広告

建物の壁に設置された広告のこと。看板などに比べて面積が広く、距離が近くなるほど目に入りやすくなります。近年はデジタルサイネージ等を使ったものも増加傾向にあります。

突出し看板

建物の屋上・壁から突き出した形で設置される看板のこと。規制の関係で面積は広くできませんが、場所的に目立つので視認性・注目度共に優れています。

電柱広告

電柱に設置された広告のこと。巻き付ける、突き出すなどして取り付けられます。とくに、地域住民へのアピールに効果的です。

建植看板

自立看板、ポール建植看板と言われるもの。地面にポールなどを立てて設置します。店舗への誘導といった用途がメインです。

懸垂幕

商業施設の壁面に掲げられる垂れ幕式の広告のこと。大々的なセールやイベントの告知に使われて、集客・宣伝に効果があります。

吊り下げ看板

天井から吊り下げるタイプの看板のこと。駅のプラットホームなどでよく見られます。宣伝だけでなく、案内板として用いられるケースが多い印象です。

アーチ

ゲート看板とも呼ばれる門の形をしたアーチです。建物や商店街の入り口に設置されているケースが多いです。常設での使用が多いですが、広告としての利用も可能です。

立看板

会場や店舗出入り口に設置される看板です。イベント開催時限定といった使われ方が多い傾向にあります。なお、近年では立看板の規制が強化されているので、設置場所には注意が必要です。

車体広告も屋外広告のひとつ!

ラッピングカーやラッピングバスは、一般的に車両広告として認識されています。しかし、道行く人の目に入りやすいという特徴は、屋外広告にも通じます。つまり、ラッピングカーやラッピングバスは、車両広告と屋外広告のハイブリッド。両方のメリットを持っているという意味で、非常に効果的な広告手法と言えるでしょう。

なお、ラッピングカーやラッピングバスを車両広告として扱うか、屋外広告として扱うかは、地域自治体の捉え方によって異なります。条例による規制などもありますので、事前に役所へ相談をするか、実績のある施行店に相談を持ちかけるようにしましょう。

まとめ

屋外広告はターゲットのセグメントが切りやすく、反復効果も狙える宣伝手法です。とくに後者については、屋外広告ならではの強みです。近年はインターネット広告が注目を集めてはいますが、それだけでは足りない要素が屋外広告にはあると言えるでしょう。複合的な広告戦略を立てる際に、ぜひお役立てください。


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