2019
06.05

2018年最新データから見る広告の動向とラッピングカー

コラム


近年に入り、広告業界にはさまざまな変化が起こっています。そこで今回は、2018年の最新データを基に、広告業界の動向を探っていきましょう。合わせて、ラッピングカーがどのような役割を果たすのかについてもご紹介します。

インターネット広告とマスコミ4媒体広告費から見る時代の変化

テレビで認知を広め、ネットでコンバージョンする―長らく続いていたこの手法ですが、近年においては時代遅れになりつつあります。その証拠に、電通が発表した「2018年 日本の広告費」によれば、マスコミ4媒体広告費が昨年に引き続き下降傾向にあるとのこと。一方で、インターネット広告は7年連続の上昇です。

タッチポイントの多様化に伴うトータルプロモーションの重要性

認知の入り口が4大マスコミでなくなるのは時間の問題とも言えるでしょう。今後、消費者のタッチポイントは多様化し、広告のあり方にも大きな変化が訪れるはずです。

その意味で、テレビCMにとことんコストをかける、といった一点集中型のプロモーションが効果を弱める可能性もあります。大きな影響力を持つマスコミは抑えつつ、インターネットやプロモーションメディアも含めた、トータルプロモーションが重要になるでしょう。

Webで解決できない問題はアナログ広告が担う

「インターネット広告が成長株なのであれば、マスコミとネットに注力すれば問題ないのでは?」。先の統計を見た方のなかには、こうした感想を持たれる方もいらっしゃるはずです。しかし、Webでは解決できない問題も少なからず存在します。

たとえば、“広告体験の提供”。パソコンやスマホのディスプレイに表示できる広告には限りがあります。現在のテクノロジーでは、まだまだ
“体験”の提供までは難しいと言えるでしょう。

一方、アナログ広告は仕掛け次第でさまざまな“体験”を提供できます。わかりやすいところで言えば試供品のサンプリング。商品体験の提供に勝るものはやはりありません。

このように、「インターネット広告だけでは解決できない部分をアナログ広告で補っていく」という視点が、今後の広告戦略の肝になると考えられます。

ラッピングカーは体験の広告

アナログ広告の例として、ラッピングカー広告を考えてみましょう。

ラッピングカーは交通広告であり、屋外広告でもあります。ただし、「ラッピングカーを目にする」というシチュエーションはそこまで多くはありません。見慣れた風景に見慣れない広告が出現するという体験は特別なものです。その結果、インターネット広告では得がたい記憶性も高まるでしょう。トータルプロモーションのひとつに加えれば、ユニークな効果が狙えます。

まとめ

なお、ラッピングカーの広告宣伝効果を高めるためには、ノウハウに基づいた戦略設計が欠かせません。当社であれば、施工はもちろん、ラッピングカーのコンサルタントとしての立場からアドバイスも差し上げられます。Web広告やそのほかの広告との相乗効果を狙った広告制作を考える際には、ぜひご相談ください。


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