2019
01.10

ラッピングバスの料金はいくら?都バスの車体広告料金まとめ

コラム

路線バスを活用したラッピングバス

コストパフォーマンスに優れ、高い広告効果があるラッピングバス。しかし、実際に利用しようとした場合には、どの程度の料金がかかるのでしょうか? そこで今回は、平成27年度の都バスにおける車体広告(ラッピングバス)料金表を例に、利用料金についてご紹介します。

ラッピングバスの料金はいくら?都バスの車体広告料金まとめ

提出期間の違いと割引きについて

都バスのラッピングバスでは、広告の提出期間が1年・6ヶ月・1カ月の3種類に分けられており、それぞれに料金が異なります。なお、ほかのバス会社の場合であっても、期間の長さや分類方法は違うものの、提出期間を複数設けているケースが多いです。

1年 6カ月 1カ月
2,000,000円 1,000,000円 200,000円

提出期間は長ければ長いほどお得になります。上記の表は都バスの「フルラッピング・特A」の料金です。ラッピングバス1台における1カ月当たりの単価は20万円ですが、半年長くなるごとに、10%の割引きがなされていることが分かります。

ラッピングのサイズと価格の違いについて

広告表示の面積の大きさは、宣伝効果と比例します。そのため、ラッピングバスの場合にも、面積ごとに料金が変わります。以下は、都バスにおける「車体底部を除く全体面積の10分の3以下」のフルラッピングと、10m2までのパートラッピングAの比較表です。

  1年 6カ月 1カ月
フルラッピング(特A) 2,000,000円 1,000,000円 200,000円
パートラッピングA(A1) 1,000,000円 500,000円 100,000円

このように、面積が広くなれば価格が高くなります。上記の場合は、ちょうど2倍です。ただし、面積については2倍というわけではなく、フルラッピングのほうが広くなるためお得です。

路線別ランクについて

最後に、ランクの違いについてもご説明します。これは、走る路線ごとに設けられた階級のことで、ランクが高くなればそれだけ広告効果も高くなるとされています。たとえば「渋谷(都01、RH01)」はランクが特Sで、1カ月単価が40万円(フルラッピング)です。一方、青梅はランクがDで一ヵ月単価は6万円(フルラッピング)。ランク次第で、かなりの差があると言えるでしょう。

ランク 1年 6カ月 1カ月
特S 4,000,000円 2,000,000円 400,000円
D 600,000円 300,000円 60,000円

ランクが高い路線はそれだけ露出も多いため、実際のコストパフォーマンスとしてはどちらが優れているとは言い切れません。それ以上にポイントとなるのは、自社のターゲットがいるであろう路線がどこかを突き止め、そこに対してピンポイントでラッピングバスを走らせることと言えるでしょう。

まとめ

このように、バスの広告料金は提出期間・サイズ・路線別ランクに大きく影響されます。最適なものを選ぶには、複合的な観点で見なくてはなりません。

当社であればどのような路線が適しているか、ラッピングバスを利用する際にどの広告代理店様に依頼をすればよいかのアドバイスも差し上げられます。コンサルタントとしての立ち位置でお客様をサポートいたしますので、ぜひご相談ください。

 

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